「補訂 実務 相続関係訴訟 遺産分割の前提問題等に係る民事訴訟実務マニュアル」
田村洋三・小圷眞史編著
北野俊光・雨宮則夫・秋武憲一・浅香紀久雄・松本光一郎著
A5版:512ページ
出版社:日本加除出版株式会社
発行日:2017年(平成29年)4月
定価:本体4400円+税
2016年5月に刊行した書籍の補訂版。
最高裁大法廷判決(平成28年12月19日)をふまえて解説しています。
元裁判官が執筆した、地裁実務に特化した必備書です。
~書籍帯より~
【安倍嘉人 元東京高等裁判所長官 推薦】
本書は、まず遺産分割と相続関係訴訟について概説した上、
1)相続人の範囲に係る訴訟、2)遺産の範囲に係る訴訟、3)遺言に係る訴訟、
4)遺産分割協議に係る訴訟、5)遺留分減殺請求に係る訴訟、
6)遺産分割に関係するその他の訴訟(相続回復請求訴訟、葬儀費用をめぐる訴訟、
相続財産の管理をめぐる訴訟、相続財産の収益をめぐる訴訟)
の大きく6つに分類し、それぞれの訴訟類型ごとに、代表的なものについて、
1)訴訟の意義、2)請求(訴訟物)と請求の趣旨、3)請求原因、4)主な抗弁、再抗弁等、
5)考えられる立証方法、6)訴訟法上の問題点等について、具体的な記載例を掲げて分かりやすく解説しています。
弁護士や司法書士等がこれらの訴訟に関わる際に有力な参考資料となるだけでなく、
裁判官、公証人、書記官、行政書士、税理士、公認会計士等、
相続紛争に関係する全ての方々にとっても有意義な書籍であり、
類書も少ないことから実務家の方々にとって必携の書と言ってよいと思います。
(推薦のことばより)